嘘ばかりつく中学生の息子との向き合い方:信頼関係を再構築し、自立を促すために
嘘ばかりつく中学生の息子との向き合い方:信頼関係を再構築し、自立を促すために
この記事では、嘘をつき、約束を守らない中学生の息子との関係に悩むお母様に向けて、具体的な解決策と、自立を促すためのアドバイスを提供します。子育ての悩みは尽きないものですが、一つ一つ丁寧に解決していくことで、必ず良い方向へと進むことができます。この記事が、あなたと息子さんの関係をより良いものにするための一助となれば幸いです。
閲覧いただきありがとうございます。
私の子育ての仕方が悪かったというのは重々承知です。
ただ、この先どうしたらいいのか分からなくなってしまったのでご相談させていただきました。長男(中一)は今年から私学へ入学しました。
選んだ理由はその部活に入りたかったからその一点です。通学に家から自転車、電車を乗り継いで1時間。学費もかかりシングルの私からすると辛い決断ではありましたが本人の「やりたい」「行きたい」を尊重しなければと受験しました。入学して2ヶ月。
兎にも角にも嘘ばかりつきます。時間も守りません。約束も・・・
歯磨きしてないよね?→した!(本当はしていない)
朝でなければいけない時間にでれない→電車を遅らせる登校ギリギリ
部活に自転車で行くのですが指定場所まで45分位かかるからこの時間にでると自分が行ったのに出ず遅刻。私には間に合ってしかも〇番目には着いてた!と。→完全遅刻で先生に注意をうけて練習に遅刻。(部活の仲間からのLINEで発覚)
下校後は遅くなるから寄り道しないで(土曜日など早く帰れる時に寄ればいいと伝える)と伝えても友達のせいにしてコーヒーショップやコンビニエンスストアへ寄る。念のために持たせていたお金とQRコード決済で残っていたお金を全部使う。
携帯のゲームで知らない人と繋がり弟のアカウントを勝手に渡してしまいだまされる。(小学生の時にも友達とスキン交換でだまされた経験あり)
書き出したらもうきりがないです。
彼の中では時間の概念も「もう5分」ではなく「まだ5分」。
何度も嘘をつくこと人を裏切ることがどうしていけないか家族だって信頼で成り立っていると伝えても何百回も裏切る。
学校にもお金を持たせなくなりました。きっとそうすれば私の財布からお金を盗むんだろうなと思ってしまいます。
携帯もテストが終わったし彼の楽しみばかりを奪うのもと思い渡した瞬間に部活での嘘。
しかも部活をやりたい!と行ったはずがエントリーの書き方がわらかなかったとエントリー漏れ。今シーズンは出れません。「何しに行っているの!!」と言えば「来年がある」と。人に聞くことはいくらでもできただろうに。
私の作ったご飯は美味しくないと食べが悪くそれならと行きついたのが家事代行でお願いして作ってもらっています。
中学へはお弁当で毎日持って行くのですが好きなものだけ食べてきてあとは残してあったり。運動もしているのでとにかく栄養!と思って自分の食べる量を減らしても息子にと思ってもこれです。
嘘をつくのは親が怖いから、環境が悪いから。対処法はうそを言っても叱らない、そのような環境をつらいないように親が気をつける等々調べたら出てきました。
確かに私は彼からすると怖いとは思います。手が出たこともあるので。今はもうそう起こる気力にもならず「もう勝手にして」と。
盗まれてはいけないものは前もって目のつくところに置かない、トラブルになる携帯は没収しています。勉強も日常生活も部活ももう自分の好きなようにしてくれと思ってしまいます。中学生ですし。
環境は父親はいませんが母が同居しており私も自営なので弟はいますが常に目の行き届くところに私がいますし自分で言うのもなんですが普通の生活だと思っています。父親がいないことは息子たちには本当に申し訳ないと思っています。
彼のためにしてあげることがもうしんどくなってしまいました。
朝雨なら学校まで行き1時間帰りは渋滞で1時間半以上かけて送っていました。
雨の時のバスもすごい混んでいましたし自転車も危ないだろうと。そして毎日部活で時間がないので早く学校について少しでも勉強してほしいという思いもあります。
ふたを開けてみれば「友達とバスで行きたかった!送りは嫌だ」誰もいない教室を写真撮って友達とLINEのやりとり。
私自身子供の携帯をみることも本当に嫌で自己管理にしていましたが勝手にQR決済を使ったりトラブルに友達となったりもあり見るからね!と。
見られたくない一心で携帯のロックを彼がかけましたが暗証番号を忘れ携帯ショップへ。自転車走行中に携帯をみていたことがあって(たぶん)携帯を落として画面が割れていたのでこれを修理しないとロック解除できないと修理代で数万。
自転車ではあれほど携帯をみたらだめだと伝えたのにその時も確かバッグから出そうとしただけだと言っていました。(それもほんとかウソかわかりません)
何度も裏切られ今はもう携帯はありますが使えないように時間規制をかけてあります。
病気じゃないかと精神科にも連れていきましたが問題なし。
私はこれから彼とどう向き合えばいいのでしょうか。何百回話しても怒っても諭しても変わりません。明日も雨ですがもうバス乗り継いで全て勝手に行けばいい泣
1. 状況の整理と問題の本質
まず、現状を整理し、問題の本質を見極めることが重要です。息子さんの行動は、単なる反抗期だけでなく、自己肯定感の低さ、承認欲求、そして自己管理能力の未熟さなど、複合的な要因が絡み合っている可能性があります。嘘をつく、約束を守らないという行動の裏には、親の期待に応えたいという気持ちや、失敗を恐れる気持ち、あるいは単に衝動を抑えられないという側面があるかもしれません。
相談者様は、息子さんの行動に対して非常に困惑し、疲弊している様子が伝わってきます。シングルマザーとして、仕事と子育てを両立する中で、息子さんの問題行動に直面し、精神的な負担も大きいことでしょう。しかし、この状況を乗り越えるためには、まずご自身の心の状態を安定させることが大切です。
2. 信頼関係の再構築:コミュニケーションの改善
信頼関係を再構築するためには、これまでのコミュニケーションのパターンを見直し、改善していく必要があります。
- 傾聴の姿勢: 息子さんの話をじっくりと聞き、彼の気持ちを理解しようと努めましょう。頭ごなしに否定するのではなく、「どうしてそう思ったの?」「何が嫌だったの?」など、彼の考えや感情を尋ねるように心がけてください。
- 共感: 彼の気持ちに共感する言葉をかけましょう。「つらいね」「大変だったね」など、彼の感情を受け止めることで、彼は安心感を覚え、心を開きやすくなります。
- 建設的な対話: 嘘をついたことや約束を守らなかったことに対して、感情的に叱るのではなく、冷静に話し合いましょう。なぜ嘘をついたのか、約束を守れなかったのか、その理由を尋ね、彼の考えを理解しようと努めてください。
- 自己開示: 相談者様自身の気持ちや考えを正直に伝えることも大切です。「本当はあなたにこうなってほしいと思っている」「あなたのことが心配なんだ」など、あなたの思いを伝えることで、息子さんはあなたの愛情を感じ、信頼関係が深まります。
3. 自立を促すための具体的なアプローチ
息子さんの自立を促すためには、以下の具体的なアプローチを試してみましょう。
- 自己決定の機会を与える: 息子さんに、自分で選択し、決定する機会を与えましょう。例えば、部活の練習時間や、休日の過ごし方など、彼自身で決められる範囲を広げ、自己責任を意識させることが重要です。
- 目標設定のサポート: 息子さんと一緒に、具体的な目標を設定しましょう。目標達成のための計画を立て、それをサポートすることで、彼は達成感を得て、自己肯定感を高めることができます。
- 問題解決能力の育成: 嘘をついたり、約束を守らなかったりした場合、その原因を一緒に考え、どのようにすれば同じ過ちを繰り返さないかを話し合いましょう。問題解決能力を育むことで、彼は自立した行動をとれるようになります。
- 成功体験の積み重ね: 小さな成功体験を積み重ねることで、自己肯定感を高め、自信をつけさせましょう。例えば、宿題を期限内に提出できた、部活の練習を頑張ったなど、小さなことでも褒めてあげ、彼の努力を認めましょう。
- 過干渉からの脱却: 息子さんの行動を細かく監視したり、過度に干渉したりすることは避けましょう。ある程度の自由を与え、自己責任で行動させることで、彼は自立心を育むことができます。
4. 罰則と報酬のバランス
嘘をついたり、約束を守らなかったりした場合、適切な罰則を与えることも必要です。しかし、罰則を与えるだけでなく、良い行動をした場合には、積極的に褒めてあげ、報酬を与えることで、モチベーションを高めることも重要です。
- 罰則: 嘘をついた場合や約束を守らなかった場合は、携帯の使用制限や、お小遣いの減額など、彼にとって不利益となる罰則を与えましょう。ただし、罰則を与える際には、感情的にならず、冷静に説明することが大切です。
- 報酬: 良い行動をした場合や、目標を達成した場合には、褒めてあげたり、プレゼントをあげたりすることで、彼の努力を認め、モチベーションを高めましょう。
5. 環境調整:家庭環境と学校との連携
息子さんの問題行動の背景には、家庭環境や学校環境の影響も考えられます。環境を調整することで、問題行動を軽減し、自立を促すことができます。
- 家庭環境の改善: 家庭内でのコミュニケーションを改善し、信頼関係を築くことが重要です。また、家族で一緒に食事をしたり、会話をする時間を増やすことで、絆を深め、安心感を与えることができます。
- 学校との連携: 学校の先生やスクールカウンセラーと連携し、息子さんの状況を共有し、学校での問題行動や学習状況について情報を交換しましょう。学校と協力して、息子さんの成長をサポートすることが大切です。
- 専門家の活用: 必要に応じて、カウンセリングやセラピーなどの専門家のサポートを受けることも検討しましょう。専門家は、息子さんの問題行動の原因を分析し、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。
6. 親御さんのメンタルヘルスケア
息子さんの問題行動に直面し、精神的に疲弊している場合は、ご自身のメンタルヘルスケアも重要です。
- 休息: 十分な睡眠を取り、心身を休ませましょう。
- 気分転換: 趣味や好きなことに時間を使い、気分転換を図りましょう。
- 相談: 信頼できる人に悩みを聞いてもらったり、相談したりしましょう。
- 専門家のサポート: カウンセリングやセラピーなどの専門家のサポートを受けることも検討しましょう。
一人で抱え込まず、周囲のサポートを活用することで、精神的な負担を軽減し、前向きな気持ちで息子さんと向き合うことができます。
もっとパーソナルなアドバイスが必要なあなたへ
この記事では一般的な解決策を提示しましたが、あなたの悩みは唯一無二です。
AIキャリアパートナー「あかりちゃん」が、LINEであなたの悩みをリアルタイムに聞き、具体的な求人探しまでサポートします。
無理な勧誘は一切ありません。まずは話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなるはずです。
7. 具体的な行動計画の例
以下に、具体的な行動計画の例を示します。この計画はあくまで一例であり、息子さんの状況に合わせてカスタマイズしてください。
- 1週目: 息子さんとじっくり話し合い、彼の気持ちを理解しようと努める。
- 2週目: 嘘をついたり、約束を守らなかったりした場合の罰則と、良い行動をした場合の報酬について、息子さんと一緒にルールを決める。
- 3週目: 息子さんと一緒に、部活の目標や、学習の目標など、具体的な目標を設定し、達成計画を立てる。
- 4週目: 学校の先生やスクールカウンセラーと連携し、息子さんの状況について情報交換をする。
- 毎日の継続: 息子さんの話をじっくりと聞き、彼の気持ちに共感する言葉をかけ、良い行動を褒めてあげる。
8. 成功事例の紹介
多くの家庭で、同様の問題を抱えながらも、上記のようなアプローチを実践することで、息子さんとの関係を改善し、自立を促すことに成功しています。以下に、その成功事例をいくつか紹介します。
- 事例1: 嘘をつくことが多かった息子さんが、母親との対話を通じて、自分の気持ちを素直に表現できるようになり、嘘をつく回数が減った。
- 事例2: 約束を守らないことが多かった息子さんが、目標設定と報酬制度の導入により、自己管理能力を身につけ、約束を守れるようになった。
- 事例3: 学校との連携を通じて、息子さんの問題行動の原因を特定し、適切なサポートを提供することで、学校生活が改善し、自立心が育まれた。
9. 専門家の視点
臨床心理士のAさんは、次のように述べています。「中学生の時期は、自己肯定感が揺らぎやすく、親からの承認を強く求める時期です。嘘をついたり、約束を守らなかったりする行動は、自己肯定感の低さや、親の期待に応えたいという気持ちの表れであることも少なくありません。親御さんは、子供の行動を頭ごなしに否定するのではなく、その背景にある感情を理解し、寄り添うことが重要です。また、自立を促すためには、子供自身が自己決定し、自己責任で行動できる機会を与えることが大切です。」
10. まとめ:未来への一歩
息子さんの問題行動は、一朝一夕に解決するものではありません。しかし、諦めずに、上記のステップを一つ一つ実践していくことで、必ず良い方向へと進むことができます。焦らず、根気強く、息子さんと向き合い、信頼関係を再構築し、自立を促すためのサポートを続けていきましょう。そして、あなた自身も、心身ともに健康な状態で、息子さんの成長を見守ってください。未来は明るいと信じて、一歩ずつ進んでいきましょう。
“`