72歳の母の物忘れ…認知症?キャリア相談のプロが教える、今すぐできること
72歳の母の物忘れ…認知症?キャリア相談のプロが教える、今すぐできること
この記事では、72歳のお母様の物忘れに関するご相談について、キャリア支援の専門家である私が、具体的なアドバイスと、専門的な視点からの情報提供を行います。認知症の可能性を心配されているとのことですが、まずは落ち着いて、今できることから始めていきましょう。この記事を読むことで、ご自身の状況を客観的に理解し、適切な行動をとるための道筋が見えてくるはずです。
72になる母親なんですが、最近物忘れが酷いみたいで物をどこに置いたか忘れてしまうようです。この前は車の鍵を無くしたと思ったら車の中にあった、という話を聞いて少し心配になりました。それと、久しぶりに行った事のある場所に行こうと思ったら場所が分からなかったとも言っていました。そう言えば4月頃にスマホに変えたのですが、操作が全く分からないと言ってきた事があり、元々機械音痴なのであまり気にせず携帯ショップに行って聞いておいでとだけ言ったのですが、今思うとその頃から物忘れが出ていたのかもしれません。今はメール等は出来ないみたいですが、電話はかけられるみたいです。で、これらの症状は認知症の現れなのでしょうか?72だからまだ早いような気もしますが直ぐにでも病院に行った方がいいのでしょうか?
1. 物忘れの現状把握と初期対応
まず、お母様の物忘れの具体的な状況を把握することが重要です。具体的にどのような物忘れが多いのか、いつから始まったのか、頻度はどのくらいかなどを記録しましょう。これは、専門医に相談する際に役立つ情報となります。
記録するべき内容の例:
- 物の置き忘れ:車の鍵、財布、メガネなど、具体的な物を記録
- 場所の記憶:以前行ったことのある場所、近所の道など、具体的にどこを忘れたのか
- 時間の感覚:今日が何日か、曜日が分からないなど
- 会話の内容:話した内容を忘れる、同じことを何度も言うなど
- その他:新しい家電製品の操作ができない、以前できたことができなくなったなど
記録は、メモ、日記、またはスマートフォンアプリなど、ご自身が使いやすい方法で行ってください。記録することで、物忘れのパターンや進行具合を把握しやすくなります。また、ご家族や専門医との情報共有にも役立ちます。
2. 専門医への相談:早期発見の重要性
物忘れの症状が見られる場合、専門医への相談は非常に重要です。認知症の早期発見は、進行を遅らせるための治療やケアに繋がる可能性があります。また、物忘れの原因が認知症ではなく、他の病気や薬の副作用である場合もあります。
相談する科:
- 神経内科
- 精神科
- 物忘れ外来
かかりつけ医がいれば、まずはかかりつけ医に相談し、適切な科を紹介してもらうのも良いでしょう。専門医を受診する際には、これまでの物忘れの記録を持参し、詳しく説明することが大切です。
3. 認知症の種類と症状
認知症には様々な種類があり、それぞれ症状や進行の仕方が異なります。代表的な認知症の種類について簡単に説明します。
アルツハイマー型認知症:
最も多いタイプの認知症で、記憶障害から始まることが多いです。初期には、新しいことを覚えられない、物忘れが多くなるなどの症状が見られます。進行すると、時間や場所が分からなくなる、判断力が低下するなどの症状が現れます。
レビー小体型認知症:
認知機能の変動が大きい、幻視、パーキンソン症状(手足の震え、歩行障害など)などが特徴です。注意力の低下や、睡眠障害も見られることがあります。
血管性認知症:
脳血管の病気(脳梗塞や脳出血など)が原因で起こります。まだら認知症といわれ、症状の出方がまだらであることが特徴です。感情のコントロールが難しくなることもあります。
前頭側頭型認知症:
人格の変化や行動の変化が特徴です。初期には、言葉が出にくくなる、同じ行動を繰り返すなどの症状が見られます。万引きなどの問題行動を起こすこともあります。
これらの認知症の症状は、人によって異なり、進行の速度も様々です。専門医の診断を受けることで、適切な治療やケアを受けることができます。
4. 認知症の検査と診断
専門医では、認知症の診断のために様々な検査を行います。
問診:
本人の自覚症状や、家族からの聞き取りを行います。物忘れの具体的な内容、生活状況、既往歴などを詳しく聞きます。
認知機能検査:
記憶力、言語能力、判断力などを評価する検査です。代表的なものに、MMSE(ミニメンタルステート検査)や、長谷川式簡易知能評価スケールなどがあります。
画像検査:
脳の萎縮や、血管の状態などを確認するために行います。CT検査やMRI検査などがあります。
血液検査:
甲状腺機能異常や、ビタミン不足など、認知症の原因となる病気がないか調べます。
これらの検査結果を総合的に判断し、認知症の種類や進行度を診断します。診断結果に基づいて、治療方針やケアプランが立てられます。
5. 認知症の治療とケア
認知症の治療は、症状の進行を遅らせることを目的とした薬物療法と、生活の質を維持するための非薬物療法があります。
薬物療法:
アルツハイマー型認知症の治療薬として、認知機能を改善する薬や、進行を遅らせる薬が使用されます。レビー小体型認知症や、血管性認知症など、他のタイプの認知症に対しても、症状を緩和するための薬が使用されることがあります。
非薬物療法:
生活環境の調整、回想法、音楽療法、アロマセラピーなど、様々な方法があります。本人の状態に合わせて、適切なケアプランを立てることが重要です。
生活環境の調整:
安全で安心できる環境を整えることが大切です。転倒防止のために、手すりの設置や、段差の解消などを行います。また、本人が迷子にならないように、GPS機能付きのデバイスを持たせることも有効です。
回想法:
昔の写真や、懐かしい音楽などを活用して、過去の記憶を呼び起こす方法です。本人の回想を促し、自己肯定感を高める効果があります。
音楽療法:
音楽を聴いたり、歌ったりすることで、心身のリラックス効果や、認知機能の活性化を促します。好きな音楽を聴くことは、精神的な安定にも繋がります。
アロマセラピー:
アロマオイルの香りによって、リラックス効果や、不安感の軽減を促します。ラベンダーや、柑橘系の香りが効果的です。
6. 家族ができること:サポート体制の構築
認知症のケアは、家族だけで抱え込まず、周囲のサポートを得ることが重要です。地域包括支援センターや、介護保険サービスなどを活用し、負担を軽減しましょう。
情報収集:
認知症に関する情報を集め、正しい知識を身につけましょう。書籍、インターネット、専門家からの情報など、様々な情報源を活用しましょう。
相談窓口の利用:
地域包括支援センターや、認知症相談窓口など、専門家への相談は、問題解決の糸口を見つけるために有効です。専門家のアドバイスを受けながら、適切なケアプランを立てましょう。
介護保険サービスの利用:
介護保険サービスを利用することで、介護者の負担を軽減することができます。訪問介護、デイサービス、ショートステイなど、様々なサービスがあります。ケアマネージャーに相談し、適切なサービスを選びましょう。
家族間の連携:
家族間で情報を共有し、協力してケアに取り組みましょう。役割分担を決め、負担を分散することも大切です。定期的に話し合いの場を持ち、問題点や改善点について話し合いましょう。
休息時間の確保:
介護者の心身の健康を保つために、休息時間を確保しましょう。一人で抱え込まず、周囲のサポートを得ながら、自分の時間も大切にしましょう。
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7. 認知症予防のための生活習慣
認知症の発症リスクを低減するためには、生活習慣の見直しも重要です。バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠、脳トレなど、様々な方法があります。
バランスの取れた食事:
野菜、果物、魚、豆類などを中心とした、バランスの取れた食事を心がけましょう。地中海食は、認知症予防に効果があると言われています。加工食品や、糖分の多い食品は控えめにしましょう。
適度な運動:
ウォーキング、ジョギング、水泳など、適度な運動を習慣にしましょう。週に150分以上の運動が推奨されています。運動は、脳の血流を改善し、認知機能を高める効果があります。
十分な睡眠:
質の良い睡眠を確保しましょう。睡眠不足は、認知機能の低下を招く可能性があります。毎日同じ時間に寝起きし、睡眠時間を確保しましょう。寝る前にカフェインやアルコールを摂取するのは控えましょう。
脳トレ:
パズル、クロスワード、読書など、脳を使う活動を積極的に行いましょう。新しいことを学ぶことも、脳の活性化に繋がります。
禁煙:
喫煙は、認知症のリスクを高めることが知られています。禁煙することで、認知症のリスクを低減することができます。
飲酒量の制限:
過度の飲酒は、認知症のリスクを高める可能性があります。適度な飲酒量を守りましょう。
8. スマホ操作のサポートと認知機能への影響
お母様がスマホの操作に戸惑っているとのことですが、これは認知機能の低下と関連している可能性があります。スマホの操作は、記憶力、注意、判断力など、様々な認知機能を使います。操作が難しいと感じる場合、認知機能の低下が原因であることも考えられます。
スマホ操作のサポート:
お母様がスマホを使いこなせるように、丁寧にサポートしましょう。操作方法を分かりやすく説明し、一緒に練習することが大切です。操作が難しい場合は、シンプルな機種に変更したり、操作を簡略化する設定を行うことも有効です。スマホ教室や、地域のスマホ相談会などを利用するのも良いでしょう。
スマホの活用:
スマホは、認知機能を維持・向上させるためのツールとしても活用できます。脳トレアプリ、日記アプリ、写真共有アプリなど、様々なアプリがあります。お母様の興味に合わせて、活用できるアプリを探してみましょう。
9. 周囲への理解と協力の重要性
認知症のケアは、家族だけでなく、周囲の理解と協力も不可欠です。親戚、友人、近所の人など、周囲の人々に、お母様の状況を説明し、理解を求めましょう。困ったことがあれば、遠慮なく相談し、助けを求めることも大切です。
情報共有:
お母様の状況を、周囲の人々に説明しましょう。認知症について理解してもらうことで、偏見や誤解を避けることができます。困ったことがあれば、遠慮なく相談し、助けを求めましょう。
地域との連携:
地域のコミュニティに参加し、地域の人々との交流を深めましょう。地域包括支援センターや、認知症カフェなど、地域には様々なサポートがあります。積極的に活用し、地域との連携を深めましょう。
専門家の活用:
認知症に関する専門家(医師、看護師、ケアマネージャーなど)に相談し、アドバイスを受けましょう。専門家のサポートを受けることで、適切なケアプランを立てることができます。
10. 今後のキャリアプランへの影響と対策
今回の相談内容からは、直接的なキャリアに関する問題は読み取れませんが、もしご相談者様が、ご自身のキャリアと親御様の介護の両立について不安を感じているようでしたら、以下のような視点も重要になります。
仕事と介護の両立:
介護と仕事を両立させることは、大変なことです。介護休業、時短勤務、テレワークなど、会社の制度を活用し、働き方を工夫しましょう。介護に関する情報を収集し、介護保険サービスなどを活用することで、負担を軽減することができます。上司や同僚に相談し、理解と協力を得ることも大切です。
キャリアプランの見直し:
介護の状況によっては、キャリアプランを見直す必要が出てくるかもしれません。転職、異動、キャリアチェンジなど、様々な選択肢を検討しましょう。自分のスキルや経験を活かせる仕事を探し、柔軟な働き方を選択することも可能です。キャリアコンサルタントに相談し、アドバイスを受けるのも良いでしょう。
経済的な備え:
介護には、経済的な負担も伴います。介護保険サービス、医療費、介護用品など、様々な費用がかかります。介護保険制度や、その他の助成制度について調べ、経済的な備えをしておきましょう。
11. まとめ:早期の行動と継続的なサポートを
72歳のお母様の物忘れについて、ご心配な気持ちはよく分かります。今回の相談内容から、認知症の可能性を完全に否定することはできません。まずは、専門医に相談し、適切な診断を受けることが重要です。早期発見、早期治療が、症状の進行を遅らせるために重要です。
同時に、ご家族でのサポート体制を整え、周囲の理解と協力を得ながら、お母様の生活を支えていくことが大切です。認知症は、本人だけでなく、家族にとっても大きな負担となります。しかし、適切な情報収集、専門家のサポート、そして周囲の理解と協力があれば、必ず乗り越えることができます。
この記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。ご家族皆様で、お母様の健康と幸せを願っております。
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