履歴書の志望動機、これで本当に大丈夫？ 転職コンサルタントが徹底添削！
履歴書の志望動機、これで本当に大丈夫？ 転職コンサルタントが徹底添削！
履歴書の志望動機について、以下のようなご質問をいただきました。
履歴書の、志望動機の添削をお願いします。
携帯ショップ
以前に販売をしており、接客の経験を生かしたいと思い志望致しました。また新しい携帯電話に興味があり、とても身近なもので需要もあり、お客様にあったものを勧めたいと思い、それを取り扱う仕事に就きたいと思いました。また御社のホームページを拝見させて頂き、充実の研修制度にも目を惹かれました。御社なら安心して、自己の販売経験、責任感の強い性格などを生かせると思い志望させていただきました。
車販売「イエローハット」
以前から車に関わる仕事につきたいと考えておりました。そのため様々な企業をネットで調べました。その中でも御社はお客様からの信頼、安心していただける「ほっ」とする店舗づくりを目標としており、これは他の企業にはない目標でございました。この不況で事業が低迷してはいますが、この目標と自分の販売経験、責任感の強さから御社はぴったりだと感じました。自分も業績改善とお客様に「ほっ」としていただけるように御社で頑張りたいと希望しています。
車販売「ハナテン」
以前より車に関わる仕事がしたいと考えており、様々な企業をネット等で調べました。その中でも御社は先駆けて正札販売、コンピュータ導入、ローン販売と常に時代の最先端の事業を行っており、今後も移り変わる時代の中で他の企業よりも先駆けて事業を展開していくと感じました。また自分は、販売の経験もあり、責任感もあると自負していますので御社の営業方針に自分はぴったりだと感じました。御社が掲げる全国展開、年商3000億円の目標に自分も参加させて頂きたく思います。
書けるスペースがあまり広くないので結構自分で推敲しましたが、履歴書の基本等あまり分かっていないので不安です。
一応、企業の情報をネットで調べ、そこから書くヒントを得て自分のことを少し中に入れて書いたつもりです。
あと本人希望欄に給与のことを書いても大丈夫なのでしょうか？入る前からお金の話をすると金が目的なのかと思われいやらしいうえに上の志望動機が不純に思えてしまいます。まぁ本音は誰でもお金が目的だということは分かってはいると思いますが、それは暗黙の了解ということで言わないほうがいいでしょうか？
この記事では、上記の履歴書の志望動機について、具体的な改善点と、履歴書作成の基本、そして「お金の話」に関する疑問について、転職コンサルタントの視点から詳しく解説します。あなたのキャリアを成功に導くためのヒントが満載です。さあ、一緒に見ていきましょう！
1. 志望動機をブラッシュアップ！ 魅力的な自己PRの秘訣
まず、現状の志望動機を分析し、より魅力的なものにするためのポイントを解説します。企業が求める人物像を理解し、あなたの強みを効果的にアピールするための具体的な方法を見ていきましょう。
1-1. 具体的なエピソードで「あなたらしさ」を伝える
多くの求職者が陥りがちなのは、抽象的な言葉で自己PRをしてしまうことです。「接客経験を生かしたい」「責任感が強い」といった言葉だけでは、あなたの個性や強みが伝わりにくく、他の応募者との差別化ができません。
そこで重要になるのが、具体的なエピソードを盛り込むことです。例えば、「以前の販売経験」について、以下のように具体的に記述することで、あなたの経験がより鮮明に伝わります。
- 具体例：「以前、家電量販店で販売員として勤務していた際、お客様のニーズを的確に把握し、最適な商品を提案することで、売上目標を3ヶ月連続で達成しました。その経験から、お客様に寄り添い、真摯に向き合うことの大切さを学びました。」
このように、具体的な数字やエピソードを交えることで、あなたの経験が客観的に評価されやすくなります。また、どのような状況で、どのように行動し、どのような結果を出したのかを具体的に示すことで、あなたの強みがより明確に伝わります。
1-2. 企業の求める人物像を理解し、アピールポイントを絞る
企業は、自社の理念やビジョンに共感し、貢献できる人材を求めています。そのため、企業のホームページや求人情報をよく読み込み、どのような人物像を求めているのかを理解することが重要です。
例えば、携帯ショップの志望動機であれば、「お客様に最適な商品を提案したい」「研修制度に魅力を感じた」といった点を強調することも重要ですが、それだけでは十分ではありません。企業の求める人物像に合わせて、以下のような点をアピールすると、より効果的です。
- 例：
- 顧客対応力：「お客様のニーズを丁寧にヒアリングし、最適な商品を提案することで、顧客満足度向上に貢献したいと考えています。」
- コミュニケーション能力：「お客様との信頼関係を築き、長期的な関係性を構築できるような、親しみやすい接客を心がけています。」
- 学習意欲：「常に新しい情報にアンテナを張り、お客様に最新の情報を提供できるよう、積極的に自己研鑽に励みます。」
企業の求める人物像に合わせて、あなたの強みを効果的にアピールすることで、採用担当者の印象に残りやすくなります。
1-3. 熱意を伝える！ 企業のビジョンへの共感を示す
企業への熱意を伝えるためには、企業のビジョンや理念に共感していることを示すことが重要です。企業のホームページやIR情報などを参考に、企業の目指す方向性を理解し、あなたのキャリアビジョンとどのように合致するのかを具体的に説明しましょう。
例えば、車販売の「イエローハット」の志望動機であれば、「お客様からの信頼、安心していただける『ほっ』とする店舗づくり」という目標に共感していることを示すだけでなく、以下のように、あなたの具体的な貢献意欲を示すと、さらに効果的です。
- 例：「私は、お客様が安心して車選びができるような、温かい雰囲気の店舗づくりに貢献したいと考えています。以前の販売経験で培ったコミュニケーション能力を活かし、お客様との信頼関係を築き、リピーターを増やせるよう努力します。」
このように、企業のビジョンに共感し、具体的な貢献意欲を示すことで、あなたの熱意が伝わり、採用担当者の心に響く志望動機を作成することができます。
2. 履歴書の基本！ 押さえておくべきポイント
履歴書は、あなたの第一印象を決める重要なツールです。基本的なルールを守り、丁寧に作成することで、採用担当者に好印象を与えることができます。
2-1. 誤字脱字は厳禁！ 丁寧な文章を心がける
履歴書で最も重要なのは、正確性です。誤字脱字は、あなたの注意力や誠実さを疑われる原因になります。履歴書を作成する際は、必ず複数回見直しを行い、誤字脱字がないか確認しましょう。
また、文章の表現にも注意が必要です。丁寧な言葉遣いを心がけ、読みやすい文章を心がけましょう。句読点の打ち方や改行なども、読みやすさに大きく影響します。第三者にチェックしてもらうのも有効な手段です。
2-2. 履歴書のフォーマットと記入例
履歴書には、JIS規格の履歴書や、企業独自のフォーマットなど、様々な種類があります。応募する企業の指定に合わせて、適切なフォーマットを選びましょう。
履歴書の主な項目は以下の通りです。
- 氏名・年齢：正確に記入します。
- 住所：都道府県からマンション名まで正確に記入します。
- 連絡先：携帯電話番号やメールアドレスなど、確実に連絡が取れるものを記入します。
- 学歴：中学校卒業から記入します。学校名は正式名称で記入し、卒業年を忘れずに記入しましょう。
- 職務経歴：これまでの職務経験を時系列で記入します。
- 資格：取得している資格を正式名称で記入します。
- 自己PR：あなたの強みや経験をアピールします。
- 志望動機：応募する企業への志望理由を具体的に記入します。
- 本人希望欄：給与や勤務地など、希望があれば記入します。
各項目の記入例を参考に、あなたの情報を正確に記入しましょう。
2-3. 本人希望欄の正しい使い方
本人希望欄は、給与や勤務地など、あなたの希望を伝えるための欄です。しかし、書き方によっては、採用担当者にマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。ここでは、本人希望欄の正しい使い方について解説します。
- 給与について：
- 給与に関する希望は、基本的には「貴社の規定に従います」と記載するのが無難です。
- どうしても希望がある場合は、具体的な金額ではなく、「これまでの経験や能力を考慮した上で、貴社の規定に沿った給与を希望します」など、柔軟な表現で伝えましょう。
- 勤務地について：
- 勤務地に関する希望がある場合は、具体的に希望する勤務地を記載しましょう。
- ただし、希望する勤務地が複数ある場合は、「〇〇県、〇〇市、〇〇町など、貴社の事業所を希望します」など、柔軟な表現で伝えることも可能です。
- その他：
- その他、勤務時間や職種など、希望があれば具体的に記載しましょう。
- ただし、あまり多くの希望を記載すると、採用担当者に「わがまま」という印象を与えてしまう可能性があります。
本人希望欄は、あなたの希望を伝えるための重要なツールですが、書き方には注意が必要です。企業の状況や、あなたの希望を考慮し、適切な表現で伝えましょう。
3. 履歴書作成の悩み解決！ よくあるQ&A
履歴書作成に関するよくある疑問について、具体的なアドバイスを交えながら解説します。あなたの悩みを解決し、自信を持って履歴書を提出できるようサポートします。
3-1. 履歴書は手書きとパソコン、どちらが良い？
履歴書の作成方法には、手書きとパソコンの2種類があります。どちらが良いかは、応募する企業の指示や、あなたの状況によって異なります。
- 手書き：
- 手書きの履歴書は、あなたの丁寧さや誠実さを伝えることができます。
- ただし、誤字脱字があった場合は、最初から書き直す必要があります。
- 手書きの履歴書を推奨する企業も存在します。
- パソコン：
- パソコンで作成した履歴書は、修正が容易で、誤字脱字を防ぐことができます。
- 多くの企業で、パソコンで作成した履歴書が受け入れられています。
- パソコンスキルをアピールすることもできます。
応募する企業の指示に従い、適切な方法で履歴書を作成しましょう。特に指示がない場合は、あなたの得意な方法で作成しても問題ありません。
3-2. 職務経歴書の書き方のポイント
職務経歴書は、あなたの職務経験を具体的に伝えるための重要な書類です。ここでは、職務経歴書の書き方のポイントについて解説します。
- 職務経歴の概要：これまでの職務経験を簡潔にまとめます。
- 職務詳細：それぞれの職務経験について、具体的な業務内容、役割、実績などを詳細に記述します。
- アピールポイント：あなたの強みや、これまでの経験で培ったスキルをアピールします。
- 退職理由：退職理由を簡潔に説明します。
職務経歴書は、あなたのキャリアをアピールするための重要なツールです。あなたの経験やスキルを効果的に伝えられるよう、丁寧に作成しましょう。
3-3. 面接対策！ 履歴書の内容を深掘りされる前に
履歴書の内容は、面接で必ず深掘りされます。面接でスムーズに受け答えできるよう、事前に準備をしておきましょう。
- 自己分析：あなたの強みや弱み、経験などを整理しておきましょう。
- 企業研究：応募する企業の事業内容や、求める人物像を理解しておきましょう。
- 想定問答：面接で聞かれそうな質問を想定し、回答を準備しておきましょう。
- 模擬面接：家族や友人などに協力してもらい、模擬面接を行いましょう。
面接対策をしっかり行うことで、自信を持って面接に臨むことができます。
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4. まとめ：自信を持って、あなたのキャリアを切り開こう！
履歴書の作成は、あなたのキャリアを左右する重要なステップです。この記事で解説した内容を参考に、あなたの強みを最大限にアピールできる履歴書を作成し、希望する企業への就職を成功させましょう。
履歴書作成のポイントをまとめます。
- 自己分析を徹底する：あなたの強みや経験を整理し、自己PRに活かしましょう。
- 企業研究を怠らない：企業の求める人物像を理解し、効果的なアピールをしましょう。
- 具体的なエピソードを盛り込む：あなたの個性や強みを具体的に伝えましょう。
- 誤字脱字に注意する：正確な情報を、丁寧な文章で伝えましょう。
- 面接対策を万全に：履歴書の内容を深掘りされる前に、準備しておきましょう。
あなたのキャリアが成功することを心から応援しています！
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